生きるために生まれたピラちゃんの話

こんにちは、今回はピラちゃんの生い立ちについて。。。

ピラちゃんは生きるために生まれてきたと言っても過言ではない運命の子(犬)でした。私は長年、犬のお産に携わってきましたが(ブリーダーとして)ここまで、悲劇のLitter(犬の同腹仔を英語でLitterと呼ぶ)は初めてでした。

犬の妊娠期間は63日。犬は安産で知られてますが、長年携わってくると、いつも安産とは限りません。ピラちゃんのベテランお母さんの場合、まず最初の子犬が死産で始まり(そもそもすでに子犬が中で死んでいる場合、自然に生まれ出てきたのも凄い。これは第四番の子ピラちゃんの生命力のおかげ?)さらに立て続けに死産、死産、で、ようやく四番目に生きて子犬が生まれました。あまりにも鳴き声が大きかったので、このLitterは「P」のつく名前の順番なので(分かりやすくするためにLitterごとにアルファベット順に名づけする)「Pila」と名付けました。スペイン語でPilaはバッテリー・電池という意味です^^; それだけ、鳴き声がすごかったんです。ピラちゃんの後は、変形奇形などで、うまく育っていなかった子犬が数匹出てきました。とにかく、計11匹という大きなLitterでしたが、ピラちゃん以外、全滅でした。しかも、奇形もあり、更に母体内で死亡して時間が経過してたらしく、ピラちゃんのお母さんは出産後様態が悪くなり、獣医さんに預けました。診断は、Pyometra (子宮蓄膿症)でした。思いっきり手術と抗生物質の薬漬けになるため、ピラちゃんは、一週間早く生まれている別のLitterのお母さんに受け入れてもらうことにしました。違うお母さんは自分の子犬が2匹しかいなかったので、一週間違えど(でも、一週間の違いは大きい)すんなり受け入れてくれました。そして、ピラちゃんは一週間のハンデを背負いながら、他の二匹に負けずに一生懸命育ちました。

不思議なことに生まれた日は閏年の2月29日。現在13歳です。後ろ足はだいぶ弱くなりましたが、まだまだ元気です。^^

pila_schatze_ai
ピラちゃんのメンター、シャチ君と一緒に(2004)

 ちなみにシャチ君は私のニューヨーク(いや、ペンシルバニア時代)からの愛犬です。

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